数年前から春先になると、朝起きてきた時をピークに鼻水をグズグズさせている娘さん。
花粉症のお薬を処方され飲んでみると、ピタリと症状が治ることから、血液検査まではしていないものの、
「これは花粉症だろうねぇ。多分スギ」
とかかりつけの小児科と私の間では認識されておりました。
そして数年間、春先になると毎日朝と寝る前に薬を飲む日々だったのですが、この度、保険で舌下免疫療法を受けることができると!
アレルギー舌下療法とは
まあ簡単に言っちゃうと、1日1錠、スギ花粉のエキスから作られた薬を飲んで、体をスギ花粉に慣らそう、というものだそうで(多分3年くらい飲み続ける)。
Twitterあたりで、結構症状が軽くなったという人がいるらしく、同じ花粉症の旦那も(花粉症同士で辛さが分かるらしい)、
「こんなの治せるものなら治した方がいい」
という意見だったので娘さんにもやって頂こうと思っていたのです。
ところがこれ、スギ花粉シーズンは開始することができません。
かかりつけ医では6月スタートということで、虎視眈々とこの日を待っていた割には、イボ事件とかでバタバタしていたため、ここまで出遅れてしまったのでした。
初回は血液検査です。血液検査。
この治療法は、当然ですが血液検査で花粉症だと診断をされなければ保険適用されないらしく……かつての検査の結果(当時は別病院だった)を聞かれたものの、
あの検査って遠い昔だよな……幼稚園の頃?
食べ物のアレルギーがあって、その関連で血液検査やったことあるんだけど、その時もらった結果なんて捨てちゃったんだよなぁ。
結局あの時は、血液検査では出ないタイプの食物アレルギーということで、スギ花粉とかの欄までチェックしなかったよ……全く覚えてない。
母があの結果を未だ大事に持っていたら結果も変わったのかも知れぬが、スマンな娘よ。
君の大嫌いな血液検査決定だ。大人しくしたまえ。
血液検査の結果は2週間後
私は血液検査というか血抜き大好きなので、
おかーさんは血抜きしてるところをガン見派なんだけど、君は見ない派?
などと言って和ませようとしたら、娘さんブルブル震え……て……え?
あれもしかして苦手だった? 私対応かなり間違えた?
ベッドに横にされた時点で、なんだかすごい震えているんだけど、かつて実家で飼っていた犬が雷の時に震えていたんだけど、そのくらいの震えっぷりなんだけど。
おまけになんか無言で泣き出したんだけど……え……注射みたいなもんじゃん!? むしろ血がピューって溜まっていくの見るの楽しいよ……あれ、そんなに怖い?
とかそんな試練を潜り抜けて、
「震えてもいいから腕だけは動かさないように頑張ってみようかー」
という看護師さんの難易度の高い要求をクリアすべく、一生懸命なだめまくってなんとか血抜きを終了させたのでした。
インフル注射ではほとんど泣いたことなどないのに血抜きはダメかー。
さて今回の血液検査の結果が出るのは約2週間後。
結果でスギ花粉が出たら舌下療法開始となりますが、もしもスギ花粉反応なかったら3月くらいからの朝の鼻水グズグズは何なんだろうって話になってしまう……頼むからスギであってほしい。